 |
「歯のホワイトニング」や「目立たない入れ歯」に力を入れて治療にあたる富本歯科医院を訪ねました。
富本道勝先生が得意とする分野は、「審美」。芸能人に関連して聞くようになったこの言葉だが、具体的に何を指すのか分からず、なんとなく怪しげなイメージを持つ方も少なくないのではないだろうか。しかし、富本先生は基本となる考え方を次のように説明する。
「見た目は私たちの仕事に常に関わってくる部分です。入れ歯ひとつ入れるにしても、目立つように入れるか目立たないように入れるかは、医師の考え方です。残念ながら日本の保険制度では「見た目」という項目がないため、見た目を良くしようとするとどうしても保険外診療になってしまいます。でも、もちろん保険の中の範囲でもやれることはやるようにしています。常に見た目のことを考えて、同じ治療をするのであれば、できるだけ見た目の良いようにしたいなと思っています。」 |

一言で言うと歯を白くすることです。最近では歯を白くすることに対する関心が高まり、さまざまな方法が氾濫していますが、私たち歯科医のするホワイトニングは、歯に何かを塗ったりして一時的・短期間に白くするのではなく、薬剤を使って歯の色自体を歯に影響のない形で白くするというものです。一度白くすると、長期にわたって白い色を保つことができます。
|

2通りの方法があります。ひとつは、ホームホワイトニングという方法。これは、患者さんが自分の家でできる方法です。患者さんは薬剤を自分に合ったマウスピースに塗り、それを1ないし2時間歯に装着します。2,3日に1回これを繰り返してもらい、2ヶ月程度で終了します。
もうひとつは、オフィスホワイトニング。患者さんに来院してもらい歯科医院で行う方法です。薬剤は医師が歯に直接塗ります。1回1時間程度で、1週間に1度、4回通ってもらえば終了します。こちらは自宅でするのに比べて漂白効果の強い薬を使えるため、回数が少なくてすみます。
費用はどちらの方法もほとんど変わらず、トータル2万円程度です。
|

まず来院して相談してください。相談は自由ですし、相談したからやらなければいけないというものでもありません。行うことに決めたら、自宅で行う(ホーム)か来院して行う(オフィス)かを選択していただきます。次の段階として、口の中の診察を行います。虫歯があったらまず治療してからの方が良いです。また、歯石や歯の着色を取り除くクリーニングという作業を行います。こうした段階を経て、ホワイトニングに取り掛かります。

副作用はほとんどありませんが、知覚過敏が出ることが時々あります。 薬剤の熱によって一時的にしみるように感じられるようです。ただし、それがずっと続くことはありません。また、ホワイトニングに用いる薬剤は歯の質には影響を与えないので、歯がもろくなるというようなことはありません。 ※ホワイトニング薬(右写真) |
 |
|

痛みなどはまったくありませんでした。約1時間口を開けっ放しにしているのを我慢さえできれば、別に削られるわけでもなんでもないので、歯医者さんでの治療という感じはあまりしないですね。私は煙草も吸ってきましたが、それでも結構白くなりました。営業で歩いて人に会うにしても、全然気にならなくなりました。たった4回、1ヶ月でできるんだったら、十分満足できる効果だと思います。
<実際の治療中の歯の状況>
 |
|

こうした治療は、『もっと良くしたい、もっとこうしたい』という患者さんの高いレベルの要望に応えるものです。もちろん、すべての人にお勧めするとかやってもらわなければ困るというものではありません。ですが、最近は女性だけでなく、(元日本ハムの)新庄効果なのか男性でも白い歯に対する考え方が変わってきています。日本でも『噛めればいい』という考え方から、見た目重視に変わりつつあるようですね。
「見た目を良くしたい」との患者さんの希望にできるだけ応えようとしている富本先生。最近は患者さんの希望も多様化し、単に歯が悪くなったから歯医者に行くのではなく、見た目を向上させるために歯医者に行くという人も増えつつあるという。そんな人の希望に応えるのが、富本先生が勧めている「歯のホワイトニング」だ。
|

ひとつは入れ歯(部分床義歯)です。普通の入れ歯は金属のバネを使用しています。これは見た目も良くなく、違和感もあります。これをなくすのがスマイルデンチャー(ノンクラスプデンチャー)です。これはクラスプと呼ばれる金属製のバネを使用しない入れ歯です。入れ歯の見た目が気になる方、若い人にも中高年の方にも良いと思います。
もうひとつは、人工歯根(インプラント)です。見た目のためにインプラントをするということはあまりありませんが、入れ歯でなくするという点では有効な方法だと思います。
それから、私たちが見ていて見た目の問題で一番多いのは、歯のかぶせ物が自分の歯と色が合っていないとか変色しているといった問題です。保険の範囲内のかぶせ物は、機能的には問題ありませんが、材質的に歯らしい自然な透明感が出ません。また、5年を目途に変色が目立ってくるなど、見た目的には欠点の多い素材といえます。これをカバーできる物として、保険外ですがメタルボンドというセラミック製のかぶせ物があります。これは、透明感のあるきれいな色が出る、半永久的に変色しないという点で優れています。1本あたり5万円しますが、お金をかけてもきれいにしたいという方には絶対のお勧めです。長い目で見ると、誰が見ても分かるような差が出てきます。
|
 |
ホワイトニングは、アメリカ発祥だという。日本ではまだまだ受け入れられ始めたばかりと言えそうだ。富本先生はこう勧めている。
「歯が黄色いせいで人前で話をしにくいなどと気に病んでいる人もいますので、そういう方には本当に良い方法です。アメリカの中流家庭では歯のホワイトニングをしたことのない人はいないとも言われています。日本人は歯に対してこれまでお金をかけてこなさすぎたので、もう少し歯と歯の見た目にお金をかけてもいいのではないでしょうか。歯を本当に白くするためには、歯医者に来ていただくしかありません。当院ではネットによる問い合わせも受け付けていますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。」
|
●PROFILE
富 本 道 勝 氏 <富本歯科医院 院長>
昭和38年生(43歳)帯広市出身/函館ラ・サール高校出身 (第19期)/北海道大学歯学部 卒 (第16期)/平成6〜9年 みはら歯科矯正クリニック 勤務/平成9年〜16年3月 金井歯科湯川医院 勤務/平成16年4月 旧山野産婦人科医院を改築し 富本歯科医院 開院
富本歯科医院 http://www8.ncv.ne.jp/~tomimoto/
函館市富岡町2丁目17番25号 TEL 0138-45-1888 ■休診日 日曜・祝日
|
|