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市内若松町の大村病院4階に、2007年8月、「メディカル・ヘルス・コーチングジム」が開設されました。
函館初、全道でも数少ない画期的なこのジムは医療法42条の疾病予防施設。
運動することで健康を維持し健康な身体を作るという目的を実現するための施設です。
従来は病気を治す場所である病院に、健康を守り維持するというコンセプトの施設が誕生ということで、どんな指導が行われ、利用者はどんなことができるのか、どんなメリットがあるのかお話しをうかがいました。 |


■大村和久 院長 |
長い年月、医療人として多くの患者さんに接してきました。当然、病院には病気になった方がお見えになるわけです。ただ、メタボリック症候群のように、健康か病気になっているか、はっきり色分けできないグレーゾーンにいる方もたくさんいらっしゃいます。
そして、その方たちが、生活習慣改善、運動の必要は認識していてもなかなか生活に運動を取り入れることができないでいる…。疾病にならずに済む日常生活の指導が必要だと考えてきました。そこで街中の身近な病院に、一人ひとりの心身の状態に合ったメニューで、専門知識や指導体験が豊富な健康運動指導士の指導のもと、運動に取り組めるというプログラムを実行する施設をつくりました。コンパクトで機能的、細やかな配慮が行き届くように心がけています。年齢・性別を問わず誰でも気軽に利用できます。
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| さらに、もう1つ、スポーツのケガでの治療や医療としてリハビリの次のステップとして、体力の回復と、より高い身体能力の獲得を目指し個別にコーチします。そのような専門性の高い施設はまだ数も少ないのが現状です。(大村病院院長 大村和久先生) |
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まずは、病院内の施設のため、すぐに医師の診察が可能という安心感があります。また、体成分分析器という医療機器を導入して、自分の身体の正確なデータを把握することができるのは医療機関ならではです。これをもとに健康運動指導士が相談にのり、一人ひとりの安全と効果的なプログラムを作成し指導、時間をかけずに効率の良い運動が可能になります。この専門性の高さは他ではないと思います。
また、健康運動指導士とのコミュニケーションやこの施設利用者との出会いも、楽しみや刺激となり、続けるモチベーションとなることも期待できます。(院長 大村和久先生)
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まずは自分の体を正確に知ることから始めます。一人ひとりのカルテを作成し、目的や体の状態、通える時間などしっかりカウンセリングします。利用者は、肥満に悩む10代や80代の方まで幅広く、健康増進や筋力アップ、ダイエットなど目的は様ざまです。それぞれストレッチ、体操、マシーンなどを組み合わせたメニューをつくります。日常動作以上の運動をすることで高齢者にとっては転倒予防の大きな効果となっています。高齢者でも筋力を鍛えることは専門的な指導があれば可能ということも最近わかってきました。利用者の70代の女性の方は、ここで運動を始めてから、つまずくことが少なくなった、移動が楽になったと運動の効果を実感され、とても喜んでおられます。減量・ダイエットが目的の方には、基礎代謝を上げるため筋肉のトレーニングの指導も行っています。その他、治療の一環のようなスポーツマッサージなどの専門的なものもあります。(健康運動指導士 中川力哉さん)
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生活習慣を改善したい、おなかの脂肪がなくならない、どう運動したらいいかわからない、若さを保ちたいなど、様ざまな悩みがあると思いますが、心がけていただきたいのは「貯筋」、つまり体に筋肉を蓄えておくことです。基礎代謝が高くなりますから、若い方や中高年では肥満にはならず健康な状態でいられますし、高齢者となれば、歩行や階段の昇り降りなど日常の動作でも差が歴然としてきます。自分の体を健康な状態にするのも、しないのも自分自身のチョイスです。自分の可能性を広げるため、少しずつでいいと思います、運動を習慣にして下さい。そして続けるために、このような施設やプログラムを気軽に利用して下さい。(院長 大村和久先生)
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| 生活習慣や運動の重要性は認知されているものの、具体的にどう実行するかということに今までは医療の現場では、疾患以前としてタッチできないでいた。「運動が必要だとわかっていても、どうしたらいいのか…」、「フィットネスジムに行くものも華やかすぎて気が進まない…」、という声を耳にしたこともある。しかし、時代のニーズに合わせて登場した専門性、個別性の確立したこのメディカル・ヘルス・コーチングジムには、困難が伴うこともある「運動の継続」をファッションや一過性のトピックスではなく、実際に健康維持の柱として確立できるよう、医療機関ならではの多くの工夫がちりばめられている。 |
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| ●PROFILE |

Kazuhisa Ohmura |
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Harukazu Anzai |
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大村 和久 氏
<大村病院 院長>
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中川 力哉 氏
<大村病院 MHC・健康運動指導士>
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●医学博士
日本整形外科学会認定医
日本医師会認定健康スポーツ医
日本体育協会公認スポーツ医
日本整形外科学会リウマチ認定医
厚生労働省認知症かかりつけ医
◆函館市医師会理事
◆市立函館保健所「健康はこだて21」推進協議会会長
◆市立函館保健所「健康まつり運営・実行委員会委員長」◆函館市介護認定審査会会長
◆函館市地域包括支援センター運営協議会副会長
◆函館市廃棄物処理施設設置等指導要項条例化検討委員 |
■仙台大学 体育学部体育学科 生涯スポーツ科学専攻
■北海道南茅部高等学校 保健体育教諭
■北海道有明高等学校 講師
■帯広大谷短期大学 講師 幼児体育・健康科学・体育実技
■滝川市立関西中学校 保健体育教諭
◆資格
健康運動指導士/メディカルスポーツアドバイザー/厚生労働大臣認可 整体師/介護予防運動指導員/温泉入浴指導員/中学校・高等学校保種免許 |
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