 
平成20年4月に北斗市に新たに『北斗まつだ鍼灸院』を開院しました北斗まつだ鍼灸院を取材しました。
<取材協力>
松 田 洋 氏
(北斗まつだ鍼灸院 院長)
松 田 さおり 氏
<北斗まつだ鍼灸院 副院長>
北斗まつだ鍼灸院詳細ページ
「メディカルページ平成20年度版」
(平成20年6月20日発行)
の冊子に掲載された記事です。

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北斗まつだ鍼灸院の院長と副院長は共に関西出身。平成20年4月に北斗市に新たに『北斗まつだ鍼灸院』を開院しました。
鍼灸はあまり一般にはなじみがないだけに、何に効くのかやどんな治療を行うのかなどがわからず、患者にとっても敷居が高いかもしれない。そこで、院長と副院長に施術方針やそれぞれ得意としていることなどについてうかがいました。 |
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■松田 洋 院長 |

鍼灸治療は受けた方の比率が少ないため何をしているのかがわからず、悪い想像が広がったりして、負のイメージが先行しているのではないかと思います。このため初めて施術を受ける方にいかに安心感を持ってもらえるかが大事だと思っています。患者さんには症状に関する説明と共に鍼治療に関する説明を行い、今後の生活で患者さんが行うべきことと我々が行うことをきちんとお知らせします。
私も鍼治療を受けたことがありますが、患部にしか刺さないのが少し不満でした。テレビなどを見ると頭のてっぺんに刺したら他の部分に効くなどもあるようですが・・・

日本では確かに鍼治療はコリに対して行うのが大半で、患部への局所刺激が中心です。ただ、私どもはそれだけに終わってしまっては鍼の奥深さが生かせないと考えています。鍼の刺激は一度脳に行き、それを介して患部を改善します。この遠隔作用をいかに応用するかが鍼灸の奥深さではないかと思います。世界的に見ると、自律神経のイライラなどを改善したり体調を整えたりする治療のほうが鍼灸治療として広く行われています。ただ単にコリを改善するだけにしか用いないのでは鍼灸がもったいないと思いますね。
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運動器疾患、排尿障害、不眠、更年期障害の不定愁訴の緩和、眼精疲労などを訴える患者さんを診てきました。ストレスを抱えている方も多く、疲れが抜けない、体が重い、眠れないなどの症状を訴えられますが、こういった症状では病院で診断名が付かない場合もしばしばです。私どもは病院で治せないものを治すだとか病院に対抗するなどの観点からではなく、患者さんにひとつの選択肢として鍼灸を選んでいただきたいと思っています。

私は日本陸連医事委員会トレーナー部登録A級トレーナーとして、陸上競技選手に携わるトレーナーをしています。A級は国際大会や海外遠征の派遣対象者となります。平成19年は秋田県での国体に日本陸連からの派遣要員として参加し、国体選手のサポート活動を行いました。私はトレーナーでもありますが、現役競技者としてマラソンにも参加しています。その立場を活かして幅広い視点から選手を見たいと考えており、選手のコンディショニングや救急のサポートをしています。現在は釧路の高校と専属トレーナー契約を結んでおり、全道大会の期間中に帯同して競技に対する姿勢から食事など普段から心がけることのアドバイスを行っています。
競技者の場合、一時的なケガよりも使いすぎによる「スポーツ障害」が生じることが圧倒的に多いです。これは練習のやり過ぎや体を動かす前後のやり方の悪さに起因しています。観察していると、スポーツにおいて練習の技術は格段に向上していますが、その前後に体を痛めないように気を付けるべきことについての知識や実践が不足しているようです。ですから、練習の技術だけでなく前後のケアについても質の高いケアが必要だと思います。
実際にケガやスポーツ障害を生じた場合には、患者さんと私どもが共にがんばっていかなければなりません。自分のためになすべきことをわかっている患者さんは、そうでない患者さんに比べて良くなります。もちろん、それを患者さんにわかってもらうのは私どもの仕事です。

| なかなか口で「女性鍼灸師をお願いします」と言うのもいいにくいと思いますので、初診の際の質問票に「女性鍼灸師による施術を希望しますか」という項目を設けています。どうしても女性は女性にしか話せないことがあると思うんですね。女性特有の悩みとして具体的には、生理の乱れや月経前緊張性の緩和などで治療を受けている方がおられます。ですから、ひとつの鍼灸院として男女の鍼灸師がいるのは強みだと思っています。 |
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対象は生後1ヶ月から小学校6年生くらいです。症状としては、夜泣き、おねしょ、疳の虫、胃腸が弱いなどが挙げられます。これらの症状を独自の刺激で改善するのが小児鍼です。
小児鍼は刺しません。鍼灸では子どもに対してはツボの概念がなく、面としてとらえます。経絡を意識して全身の皮膚の表面を撫ぜることで子どものエネルギーを高めます。(左写真) |
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小児鍼で使用するのは大型の鍼(右写真)。鍼先を中指で押さえ、子どもの皮膚の表面を撫ぜる。強さは触れるか触れないかという程度。時間にすると全身で5分程度。子どもにとっては決して不快ではなくむしろ心地よいそうで、「一度やると多くの子が好感触を覚える」とのことだ。
「関西では夜泣きするなどの症状に小児鍼を行う地域文化があります。もしここで小児鍼の施術でお役に立てるのであれば、関西出身の私たちの立場も活かせるのかなと思います」と副院長は語る。 |
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肩こりや腰痛を改善するものと思われがちな鍼灸治療だが、北斗まつだ鍼灸院からは自律神経を高めて体調を整えるというような「鍼灸の奥深さ」を生かした施術を行っていきたいとの考えが伝わってきた。
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| ●PROFILE |

Hiroshi matsuda |
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Saori Matsuda |
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松田 洋 氏
<北斗まつだ鍼灸院 院長>
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松田 さおり 氏
<北斗まつだ鍼灸院 副院長>
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■平成8年 明治鍼灸大学(現 明治国際医療大学)鍼灸学部鍼灸学科主席卒業
■平成8年 医療法人喜馬外科(大阪)勤務
■平成12年 奥尻島まつだ鍼灸院開業
■平成20年 北斗まつだ鍼灸院開業業
・日本陸連医事委員会トレーナー部登録A級トレーナー
・(社)日本鍼灸師会会員および同会婦人科疾患専門領域認定鍼灸師
・(財)東京都高齢者研究・福祉振興財団登録 介護予防運動指導員
・ランニング学会会員 マラソン自己記録2時間23分38秒
・ランニングクラブ「作.AC北海道」所属 |
■平成7年 明治鍼灸大学(現 明治国際医療大学)鍼灸学部鍼灸学科準主席卒業
■平成7年 長野厚生連佐久総合病院東洋医学研究所勤務
■平成12年 奥尻島まつだ鍼灸院開業
■平成20年 北斗まつだ鍼灸院開業 |
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