 
治すだけの医療、病気を診るだけではなく、地域での新しい取組みをしている、はるこどもクリニックを取材しました。
<取材協力>
柳 滋治(しげはる) 氏
(はるこどもクリニック 院長)
はるこどもクリニック詳細ページ
はるこどもクリニック
オフィシャルページ
「メディカルページ平成21年度改訂版」(平成21年11月28日発行)
の冊子に掲載された記事です。

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2009年9月15日、七飯町本町に『はるこどもクリニック』が開院しました。
そこで、院長の柳滋治(しげはる)先生に、同クリニックの特徴をはじめ、子供の健康についてなど様々なお話しを伺ってきました。
これまでになかった取り組みをしている柳先生のお話しは、子育て中のお父さんやお母さん必見です! |
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診察室で患者さんを待つだけではなく、子供の健康を作ってゆく上で、生活全般に携わる取り組みをしてゆきたいと思ったのが一番の理由です。

子供の健康のためには、3つの力が必要です。
一つ目は体力、体の力ですね。二つ目は自律神経の力、体を調節する力です。そして三つ目は心の力、前向きに生きようとする力のことです。この三つの力が伴うことが、大切です。
子供が豊かに成長し発達してゆくために、治すだけの医療、病気を診るだけではなく、子供の生活をまるごとサポートしたいと考えています。

例えば、風邪をひきやすい、ひきにくいというのは、自律神経の力が関係しています。喘息などのアレルギー症状も、直接はアレルギー物質から引き起こされますが、自律神経が鍛えられることで、症状が落ち着いてくるということがあります。 |
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■柳 滋治(しげはる)院長 |
それから、検査をしても病気は見つからないけれども、頭やお腹が痛い、トイレが近いなどの症状は、心の健康と深く関係しています。これは、単にストレスの多い社会ということだけではなく、意欲的に生き生きと生活していない子供が増えていると考えられます。子供の肥満なども、子供たちの生活から関わっていかなければならないことのひとつです。
このようなことは、診察室で待っているだけ、薬を処方するだけでは、解決されませんので。

当院の2階では、子供たちと玩具作りをしたり、おやつを作ったり、実際に自分の手を動かし参加・体験できる活動を行っています。遊びを通じての、子供の心と体の健康作りです。
そのほかにも、お母さん達との座談会や離乳食作りなど、親や子供たちと様々な活動を行うスペースとして展開してゆきます。今後の予定など、詳しくはホームページでお知らせしますので、気軽に参加して頂けたら嬉しいですね。

そのほかにも、当院に足を運んで頂くだけではなく、地域のお母さん達の集まりに参加して座談会を行ったり、保育士や学校、学童の先生など、子供を取り巻く職種の方と繋がりを持ちながら、それぞれの視点で子供達の心と体の健康について考えてゆきたいと思っています。

■「おもちゃ作り」 当院2階 談話室にて

1つ目は、メリハリのある生活です。暑さや寒さ、運動や休息など、体の変化が多いほど自立神経が鍛えられます。家でゲームばかりではなく、外へ出て体を動かし沢山遊んで欲しいですね。
2つ目は、友達との関わりを十分に持って欲しいと思います。小さな子供は、玩具の取り合いをしますよね。ある程度の年齢の子供も、こんな遊びをしたい、私はこれがしたい、これはしたくない、と遊びの中で要求したりされたり、ぶつかり合いながら、互いの考えに折り合いをつけたり、分かり合ってゆくものです。人との関わり合いを十分に経験することは、意欲的で前向きな心が育てるために大切なことなのです。
3つ目は、家庭の中での仕事(お手伝い)や役割を持たせることです。自分が貢献したことで家族は喜び、子供は家族の役に立てた喜びを知ります。自分がいなくては困る、自分は必要とされていると実感することは、前向きに生きる力を育てます。

たとえば「薬を飲まない」といった相談に、心理的な面からのアドバイスをするということは、日々の診療の中で行っています。しかし、実際のメンタル面での相談に関しては、ゆっくりと時間をかけて行えるようカウンセラーが対応しています。一対一の個別相談ができますので、不登校、トイレが近い、チック、発達障害など気になることがありましたら、1人で悩まずに気軽にご相談下さい。
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| はるこどもクリニックの開院、柳先生の取り組みは、子供を持つ親にとって心強い味方となりそうです。最後に今後の予定をお聞きしました。 |
| 「七飯町にはまだ設けられていない『病児保育』を行いたいと考えています。今後も、地域の皆さんと共に、子供達の豊かな成長を育んでゆきたいです。」(柳院長) |
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| ● PROFILE |
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柳 滋 治(しげはる) 氏 <はるこどもクリニック 院長>
Shigeharu Takayanagi |
■1959年 東京生まれ
■1984年3月 北海道大学医学部卒業
■1984年4月 北海道勤医協札幌病院
■1992年4月 静岡てんかん・神経医療センター小児科
■1994年4月 道南勤医協稜北病院小児科医長
■2009年9月 はるこどもクリニック開院
●所属学会等
・日本小児科学会専門医
・日本小児神経学会専門医
・日本アドラー心理学会認定カウンセラー |
はるこどもクリニック 小児科・小児神経科
七飯町本町6丁目7番42号 TEL 0138-65-0500
■休診日 日曜・祝日 ■駐車場有(当院前) http://haru-kodomo.com/ |
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